実践とともに時々振り返ってナンバーオペレーションとは何か、自分は何をやっているのか、自分が何をやっていることを分かっているか、自分のやっていることはナンバーオペレーションの原理原則に従っているのか・・・・といったことを考えながら進んでください。
ナンバーオペレーションは知らない人から見えれば売り買いのメーゲームのように見えます。
そこにナンバーオペレーションの最大の難しさがあります。
多くの要素(からくり=数学的メカニズム)が隠れて見えないのです。
それぞれの数字や記号の意味について理解を整理し管理上においても理解を整理していないと何が収益を生んでいるのか、あるいは何が本当の利益なのかさえ認識できません。
何度も繰り返し述べてきたように、ナンバーオペレーションは経済・金融社会で広く知られている投資・トーレード・相場とは本質的に異なる次元(世界)のものです。
日本語の“相場”には投資(インベストメント)や投機(スキペキュレーション)といった売り買いの行為の他に価格(値段)の意味があります。「ナンバーオペレーションは相場ではない。」とはそのいずれでもないという意味です。
とりわけ、重要なことに、ナンバーオペレーションでは“価格”を扱っていないのです。
株価、先物価格、オプション価格といった“価格”を扱っていないのです。
VIXFの数値は先物価格ではありません。
VIXOの価値はオプション価格ではありません。
それらは数学的概念によって情報空間の中で生み出された価値であり、概念上の“数”です。
マトリックスのVIXFの数値の変化のメカニズムについて述べます。
そのような変化を株式マーケットの平均株価や経済社会で起きている出来事に関連づけて見ている方がナンバーオペレーションの実践者である皆さん中になおいらっしゃるかもしれません。
確かに、大きなRMが発生するときは決まって平均株価が急落しています。
しかし、自然科学(数学/物理学)の見地からそのようなイベント(出来事)は関係ないと断言できます。
VIXFの数値の変化をもたらす最大で最も強力なファクター(要因)はあくまでもマトリックスの内部要因(数値構造)と時間です。ナンバーオペレーションは経済社会とは独立した別の世界を形成しています。
ナンバーオペレーションはVIX指数が一定のレンジ内で変化するとか、予測が可能な変化を利用してキャピタイルゲインをあげる類の取引、投資(インベストメント)あるいは投機(スペキュレーション)ではありません。
ナンバーオペレーションは100%数学と物理学の原理に基づいています。
純粋に数学と物理学の原理が収益を運んでくれるようにできています。
+/−の面倒な組み合わせのオペレーションを実行するのはブローカーの規定したマージンの罠に陥らずに手元流動性(手持ちのキャッシュ)を効果的に利用して事業資産を増やすためです。
株式マーケットの動向とVIXFのマトリックスの数値は数学的に無関係です。
また、多くの方々に誤解されているのですが、VIX指数(VIXFの数値の他にVIX Index呼ばれる数値があります。) はナンバーオペレーションと本質的に関係ありません。
マトリックスとは何かを思い出してください。
それはVIXFの数値構造を意味します。
マトリックスにはVIX指数も株価指数も含まれていません。
ナンバーオペレーションにおいて最も重要なのはVIXFの数値の数学的構造です。
構造が収益をもたらすようにできているのです。
VIXFは制度上先物ですが、先物として認識すべきではありません。
VIXFの数値は先物価格ではなく純粋に数学的概念と数学的原理に基づいて構造化された数値なのです。金融の世界、相場の世界でつとに知られたVIX指数は究極的かつ本質的にナンバ・・・(次ページに続く・・・続きを読みたい方はこちら)
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