ニュースレター(No090219)

RMのメカニズムについてはすでに述べました。

RMの局面では口座のNAV(純資産額)を表す数字が減りPLの赤字が増えます。それに惑わされずCASH(現金)、CAF(=”Current Available Funds“; 資金余力)、個々のハンドのCF(キャッシュフロー)を冷静にご覧ください。RMが私たちにとっていかにフェーバー(”favor”)かが分かると思います。

“相場“のような感覚(価格の上げ下げを受け止める感覚)を持ち続ける限りナンバーオペレーションはモノにできません。

”そもそも“(”in the first place”; ナンバーオペレーションの出発点において)収益の源泉(=”source”;出どころ)が全く違うのです。

ナンバーオペレーションは売り・買いのマネーゲームとは本質的かつ根本的に違います。さらに踏み込んで言えば、私たちナンバーオペレーションの実践者は通常の経済の常識が通用するような世界にはいないのです。

私たちはナンバーオペレーションの実践者は概念の世界(「情報空間」)で仕事をしています。数値/価値の変化は価格の上げ下げのような変化とは異質のもので数学的/物理学的原理に基づいています。「時間」の扱いも同様です。それもまた数学的/物理学的概念の一つです。

  
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