長期型の株式オプションとは?

長期型の株式オプション

①株式オプションとは(オプションの種類やそもそもオプションて何なのか)
②オプションの長期と短期の違い
③なぜ長期の株式オプションがオススメなのか?
④長期の株式オプションを使うとどんな効果があるのか?
⑤どんな人に向いているのか?
⑥実績

あなたは、株式のオプション取引をご存じですか?

ご存じない方の為に、カンタンに一部をご紹介しますと、次のような取引になります。

◆株式のオプション取引とは、そもそも、「株式取引に伴うリスクを減らす」ことを目的に生み出された
新しい形の金融商品の一つです。

◆例としてですが、「売り手が買い手に販売するものは、株式そのものではなく、
「取引した時に決めた金額で、将来、株を買うか買わないかを選ぶ権利」
です。

◆例えば、今10,000円の株価をつけている銘柄があって、半年後には値上がりしているだろうと、
あなたが、見込んでいたとします。
不動産のように、大金を借り入れることなく、あなたの手元のお金で買うことはできるのですが、
それでも、相場特有の、あるリスクが、つきまといます。
半年後に値上がりするだろうと予想していても、必ず予想があたるとは限りません。
値下がりリスク(予想が外れるリスク)がついて回ります。

◆この、相場特有の、不確定な将来の株価について回る不安(≒リスク)を減らすために、
「株式そのもの(現物株式)を、今買う」のではなく、
「今、10,000円の価格がするこの株式を、半年後でも、同じ金額で買うことを選べる権利」
を、あなたは買うこととします。

あたかも手付金のように、この「選べる権利」の売買を、金融用語で「プレミアム」と言います。

◆半年後、あなたの予想通り、12,000円に値上がりしていたとします。
それでも、すでに10,000円で買う約束をしていたので、あなたは、10,000円で買うことができます、
この「半年後、株価がいくらになったとしても、10,000円で買うことができる権利」を行使することで、
あなたは、差額を利益として手に入れることができます。

逆に、8,000円値下がりしていたら、「10,000円で買う権利」を行使しなければいいのです。
その際、差額を損するリスクを免れます。

◆掛け捨ての保険の場合、わずかな保険料が、大きなリスクから守ってくれるように、
契約時のわずかな「選択権の料金(プレミアム)」だけで、価格変動リスクを免れる取引が、
オプションです。

上記は、本当にカンタンに説明していますので、オプションのイロハを知るという目的で、ご理解下さい。

また、今回は、値下がりリスクに備えることを、例として挙げましたが、逆に、値上がりリスクに備えるケースもあります。

「オプション」という言葉で検索すると、あたかも高度な知識とテクニックの要求される金融商品のように紹介されていることがありますが、

その本質をつかむと、オプションというものが、
「将来の大きなリスクを減らすことが目的」
「将来の株価を見て、買うor買わない、あるいは、売るor売らない、ということを選択できる“権利”を売買する」というものだということが、ご理解いただけると思います。

商品や現物ではなく、「権利を売買する」ことに、馴染みのない方がいらっしゃるかもしれませんが、この考え方は、欧米ではけっこう、当たり前に使われています。

また、1997年の地球温暖化防止京都会議から、報道でも取り上げられるようになった、排出権取引も、「権利の売買」にあたります。

この「権利の売買」という考え方を、株式に取り入れているのが、株式オプション取引です。

ご理解いただけましたでしょうか?

この「株式オプション」で、大切なお金を、地道に、しかしながら着実に増やすためには、難しい金融知識は、一切不要です。
必要なのは、「現代資本主義におけるお金の本質=ただの紙=通帳に記載されている数字の羅列」という程度のご理解と、四則演算程度の知識で、上手に進めていくことが十分に可能です。

いかがでしたでしょうか?

本当に将来のことを真剣に考え投資を行うなら、ギャンブル性がなく、ゼロサムゲームではないものを選択するべきです。
どのようにしたら、あなたと、あなたの大切な人たちのためのお金を、期待通りに増やすことができるのか?
私は、断然「長期型の株式オプション」をオススメします。

オプションには定期預金のように満期(期限)があります。
短期のものから長期のものまで様々あるのですが、長期型とは満期までに9ヶ月以上の期間があるものを指します。別名で「LEAPS」などとも呼ばれています。
これには1年物、2年物などがあり、最長で3年程度のものまであります。
上場している株式銘柄の多くに、この長期型を含めたオプション(市場)が併設されています。
長期型株式オプションは最も基本的かつ保守的なオプション取引です。
先ほどもご説明をしましたが、オプションなんていうと小難しそうで興味がないと思われるかもしれませんが、オプションの理論はほとんど必要なく、株式投資より簡単で有利な取引だと言われています。

では、なぜ長期型株式オプションは株式投資より簡単で有利だと言われているのでしょうか?
もし、こんなことができたらどうでしょうか?

買いたい株が今の株価より、安く買うことができる

株を買ったとたんに、現金収入を得られる

買った株が値下がりしたにも関わらず、利益を得られる

本当にこのようなことができるのであればやってみたいと思いませんか?
そう、長期型の株式オプションなら十分に可能です。
つまり、長期型の株式オプションとは、「取引をした瞬間からあなたを優位な立場に導いてくれる素晴らしい方法である」ということです。

もちろん投資に絶対や必ずということはありませんので、背景にあるロジックやリスクを学ばなくてはなりません。
しかしながら単純ながらも、相場の動向に関係なく高い利益が期待できる方法があるとすれば知らないことは損だと思いませんでしょうか?

この長期型の株式オプションとは米国長期株式オプションのことです。
この株式オプションにはETFや指数オプションも含まれています。

長期型株式オプションの最も優れた特徴は、ごく普通の個人がトレード技術に頼ることなく利益を得やすい構造(始めから利益を得やすい仕組み)を始めから提供していることです。

本当に先にご説明したようなことが簡単にできてしまいます。

そして、もう一つの特徴は以下のことです。

長期型株式オプションに関する手法はとてもシンプルだということです。
シンプルすぎて退屈なほどです。最低限必要なこと以外はやることがほとんどありません。興奮や複雑な面白さを求める人にはむしろ向かないと思います。
私自身は長期型株式オプションを退屈だと思ったことはありませんが、その奥深さを知れば知るほどエキサイティングだと感じます。それは、一般の”相場”とは全く異なる要素を持っているからだと思います。
自分で実践した経験と多くの方にお教えした経験から「誰でもうまくいく」といっても過言ではありませんし、決して誇張でもありません。

経済的に苦しい時代から今日まで、私に必要なキャッシュをもたらし、生活を助けてくれたものが、この長期型株式オプションでもあります。

長期型株式オプションは元々そのような構造を提供しているのです。
それを活かしてモノにするには、少しの頭の切り替えと、ちょっとしたコツくらいです。

私自身の経験から言えば、長期型株式オプションは誰でも果実を得ることができる、最もシンプルで最もパワフルな手法だと断言できます。
「シンプルなものほど奥が深い。」と言われますが、それは長期型株式オプションについても言えます。
長期型株式オプションの本質を知れば知るほどその奥深さに驚かされます。
この長期型株式オプションは、ゼロサムゲームに依存することなく、長きにわたってご自分の資産や収入を堅実に増やしていきたいという方には特にオススメです。
人によって求めるレベルは違うとはいえ、経済的合理性がある収入や利益であれば、誰にでも実現は可能といえるでしょう。
また正しい用い方をすれば、仮に暴落というものがおきても安心していられますし、ストレスなく過ごせると思います。
あえて表現するならば、長期型株式オプションは「進化型のインカム投資」といえると思います。